サブブランドと格安SIMの違い

スマホの通信会社(SIMカード)でサブブランド、格安SIMと色々選択肢があるわけですが、サブブランドと格安SIMの違いを教えます。

サブブランドと格安SIMの違いってなに

スマホのキャリアから乗り換えを考えているときに候補に挙がるのがサブブランドと格安SIMです。

 

そもそもサブブランドってなに?格安SIMとの違いは?そんな疑問がありますよね。

 

サブブランドと格安SIMについて、色々比べてみたのでご紹介します。

 

サブブランドってなに

 

サブブランドとは、大手キャリアのメインブランドが所有する別のブランド名のことで、より低価格帯の通信プランを提供することを目的としています。

 

サブブランドを提供している大手キャリアはauのUQモバイル、ソフトバンクのY・mobileの2つです。
通信会社じゃ分かりづらいという人には、ユニクロでいうGUという位置づけです。
GUはユニクロのサブブランでユニクロよりも低価格帯ですよね。

 

サブブランドの特徴は

 

サブブランドには次のような特徴があります。

 

  • メインブランドと同程度のサポートを受けられる
  • メインブランドよりも安価で契約できる
  • 契約期間の制限がない

 

サブブランドはメインブランドが所有する別ブランドなのでサポート体制もしっかりしています。
通信料金はメインブランドと比べると低価格帯で設定されています。
これはメインブランドでも以前は契約期間が設定されていましたが、2022年4月以降廃止されています。一応記載しておきました。

 

サブブランド最大の特徴はプランが安い所です。

 

メインブランドのauとUQモバイルで比べてみるとこんな違いがあります。

 

携帯電話会社 プラン名 月額料金
au 使い放題MAX 7,238円
au スマホミニプラン1GBまで 3,465円
au スマホミニプラン1GB〜2GB 4,565円
au スマホミニプラン2GB〜3GB 5,665円
au スマホミニプラン3GB〜4GB 6,215円
UQモバイル くりこしプランS(3GB) 1,628円
UQモバイル くりこしプランM(15GB) 2,728円
UQモバイル くりこしプランL(25GB) 3,828円

 

3GBまでのプランで比較してみるとauが5,665円、UQモバイルが1,628円で価格差が4,000円もあります。

 

比較して分かるようにサブブランドはメインブランドよりも安価で契約できるようになっています。

サブブランドはなぜ安く契約できるの?

メインブランドと同程度のサポートを受けられて、なおかつ通信料金が安いのはなぜ?

 

そんな疑問がありますがauとサブブランドのUQモバイルでその理由をいくつか挙げてみます。

 

  • UQモバイルは親会社のauから通信回線を借りているのでインフラコストが低いため
  • 自社での開発や広告宣伝費用を抑えているため、コストが削減されている。
  • 最新の端末を提供しないため、コストを削減している。

 

親会社であるauから通信回線を借りているので、自社の開発コストを抑えることができているので安く提供できていると考えられます。
また、最新の端末を提供していないので在庫コストもメインブランドよりもかからず、メインブランドからのおさがりという形で古い端末を安く購入できることからプラン料金を安く抑えることができています。

サブブランドと格安SIMの違い

サブブランドについて紹介してきましたが、今度は格安SIMとの違いについて色々と紹介します。

 

格安SIM通信会社は大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から通信回線を借りて、安価な値段で通信プランを提供しています。
サブブランドのUQモバイルもメインブランドのauから通信回線を借りて、安価な値段で通信プランを提供していて、格安SIMと何が違うの?と疑問にですよね。

 

両方とも通信回線を借りて、通信プランを提供する部分は一緒なのですが、サブブランドは大手キャリアが直接提供している部分が違います。auで言えばサブブランドのUQモバイルはauと同じKDDIが運営しているので運営元は一緒なのです。
あくまで、ブランドを分けているだけです。

 

ソフトバンクのサブブランドのYmobileも同じく運営しているのは「ソフトバンクグループ株式会社」です。

 

格安SIMは大手キャリアから通信回線を借りているだけで事業自体は自社で独自のプランを提供しているのでそもそもが違います。

 

サブブランドと格安SIMの違い 2

 

サブブランドと格安SIMの違いは分かったけど、プラン内容や実際に使うとなるとどんな部分が違うのか気になりますよね。

 

サブブランドと格安SIMの違いです。

 

  • 格安SIMの方が月額プランが安い
  • サブブランドと比べて通信速度が遅い場合がある
  • サブブランドよりもサポートが悪い
  • 店頭契約ができない場合が多い

 

格安SIMはサブブランドと比べてさらに安価な料金プランが多いです。
ただ、サブブランドは大手キャリアが直接運営しているので、格安SIMよりも通信回線が安定しているといわれています。

 

サポートも大手キャリアと同様に店舗もあるので、店舗サポートを受けられます。その点格安SIMは店舗自体がないことも珍しくないので、基本的にはネットからサポートを受けると考えたほうがいいでしょう。

 

契約も店舗がない場合が多いので、一部を除いてネットからの契約になるので、端末の設定ができない人やメールアドレスの登録・設定ができない人は格安SIMは使えない場合があります。

サブブランドと格安SIMの違いのまとめ

サブブランドと格安SIMの違いを見てきましたが、サブブランドはメインブランドの廉価版という位置づけでメインブランドよりもコストを抑えて安く提供しています。

 

サブブランドの位置づけは格安SIMを使うのはサポート面や通信面に不安が残る、ただ、メインブランドみたいな手厚いサポートはいらない、メインブランドよりも多少通信速度が落ちても安く使いたいという方にはピッタリです。

 

少しでも月のスマホ代を節約したい人にはサブブランド、格安SIMを選ぶことはメリットしかないので、これを機会に考えてみてください。

 

特におすすめなのは私も使っているUQモバイル、格安SIMでは、OCNモバイルONE、安さだけならNO1のHISモバイルです。