ノートパソコンでオンラインゲームがしたいと思ったときになるべく金をかけないでオンボードの機能でオンラインゲームができないのか調べてみました。

ノートパソコンの内蔵グラフィックスでオンラインゲームはできるのか?

ノートパソコンの内蔵グラフィックスでオンラインゲームはできるのか?ですが

 

結論としては、できるゲームもあるけどできないゲームの方が多いです。

 

まず、ノートパソコンでゲームをする場合、どのような機能が求められるのか紹介します。

 

そもそも内蔵グラフィックスってなに?

 

その前に内蔵グラフィックスは聞きなれない用語ですが、そもそも何なの?

 

内蔵グラフィックスとはパソコンに搭載されているCPUに付いている映像を表示させる機能のことです。
液晶に映像を表示させるにはグラフィックス機能(GPU)が必要になり、ゲームをするためには必要になる性能のひとつです。

 

 

内蔵グラフィックスでオンラインゲームを動かした結果

 

オンラインゲームをする際に必要になるスペックはプレイするゲームによってマチマチです。
例えば、比較的軽いゲームのドラゴンクエストオンラインをプレイするには最低でもこれらの性能が必要になります。

 

ドラクエオンライン プレイ環境表

 

推薦性能の中でも気を付ける一番のポイントはグラフィックカードの部分です。
ここの性能が推薦環境に満たないとグラフィック処理ができなくてもたついたり、プレイすらできないことになってしまいます。

 

私のPCはグラフィックカードが搭載されていないPCなので、ベンチマークソフトでどれだけのスコアが出るのか確認してみました。

 

ドラクエオンライン ベンチスコア

 

フルHD・標準品質でベンチをしてみました。頻繁にもたついたり、かくついたりしていたのでストレスなく遊ぶには難しいと思います。
スコアも「4381」と低い数字でした。

 

数年前のグラフィックカード NVIDIA GeForceの900番台でも10,000以上のスコアが出るのでやっぱり、グラフィックカードが重要なのは言うまでもありませんね。

 

 

フォートナイトもプレイしてみた

 

大人気FPSゲームのフォートナイトも内蔵グラフィックスで動くの試してみました。
ゲームのインストールからゲームプレイまでは問題なく進みましたが、ゲームが始まるとすぐにカクついて、まったくゲームができる状況ではないです。

 

フォートナイト home画面

 

GUPの処理能力が追いついていないので、顔が真っ黒になっていますね。

 

CPUの内蔵グラフィックスでは、グラフィックス性能が低すぎる

 

ノートパソコンのCPUの内蔵グラフィックスでは、グラフィックス性能が低いので快適にゲームができないことが分かりましたが、どの程度の性能があれば快適にゲームができるのか調べてみました。

 

ゲームを快適にできる推薦スペック

 

ゲーミングノートを選ぶときには、1つの性能が突出していてもダメでバランスよく性能が求められます。
特に搭載されている、グラフィックボードの性能に左右されやすいので、自分がやりたいゲームではグラフィックボードの性能がどのくらい必要なのか調べる必要があります。

 

ゲーミングノートを選ぶ際ときは、まずは

  1. グラフィックボード
  2. CPU
  3. メモリ

の順で考えると上手く選べます。

 

CPU性能

 

オンラインゲームをするには、ある程度CPU性能が高くなくてはゲームができません。
どのくらいの性能が必要かというと、プレイするゲームによっても必要な性能がマチマチなので、一概にこれぐらいの性能が必要ということはいえないです。

 

ただ、最新のCPUでインテルであればcorei7、ライゼンなら7シリーズが搭載されていれば問題ないです。
突き詰めれば、コア数・スレッド・クロック数など考えても良いですが、単純に7シリーズで快適にゲームがプレイできます。

 

 

グラフィックボードの性能

 

これが一番大事でいくら他の性能が高くてもグラフィックボードの性能が低ければ、画面処理が追いつかなくてタイムラグが出やすくなります。
高い性能を求めればもちろん値段も高くなるので、自分の使い方に見合った物を選ぶことが重要です。

 

液晶に映像を映し出す能力をフレームレートと言って、この性能が高ければ、ゲームのプレイ時に遅延や残像がなくなります。
一般的には60FPSがでる性能のグラフィックボードが搭載されていれば、オンラインゲームはできます。

 

ただ、60FPSだと遅延や残像が多少気になる場面もあることと、60FPS以上出ている他のプレイヤーとの対戦で差が出てしまうことがある点です。
FPS性能が高ければ高いほど画像表示がスムーズなので、プレイに差が出やすくなります。

 

なので、本格的にFPSゲームをしたい場合は144FPS以上出るグラフィックボードが搭載されたPCを選ぶ必要があります。

 

グラフィックボードを選ぶときには、番号の高い製品を選ぶのが間違いないです。
GeForce RTXシリーズの3050〜が現在の主流となっていて、3050では少し物足りないので、3060が搭載されているゲーミングノートを選ぶことをおすすめします。

 

もう少し性能が落ちても問題ないのなら3050が搭載されているものでも大丈夫でしょう。

 

メモリ

 

メモリは基本、16GBあれば足ります。
8GBでも問題ないと言われていますが、ゲーム以外の使い方を考えれば、16GBあったほうが安心して使えます。

 

内蔵グラフィックスでオンラインゲームができるのかまとめ

 

オンラインゲームを楽しみたいという人は、このコロナ過でかなり増えているようです。
販売数も増えていて、PCメーカーもゲーミングノートを積極的に販売しています。

 

昔は、ゲーミングノートは珍しい物だったのですが、DELLやHPなどのメーカーも販売していて選びやすい環境になりました。

 

ゲーミングノート以外のPC、内蔵グラフィックでオンラインゲームをするのはかなり難しいと試してみて再確認できました。
オンラインゲームをするには、間違いないく内蔵グラフィックでなくグラフィックボードが搭載されたゲーミングノートの購入をおすすめしたいです。

 

細かいことを言うと、ゲーミングノートを選ぶときはまず、何のゲームをしたいのか?

 

そのゲームをするにはどのぐらいのグラフィックボードの性能が必要なのか?を調べてから選ぶと間違いなく最適なPCが選べます。

 

そんなの面倒だからもっと簡単な選び方がないの?と考えている人は搭載されているグラフィックボードがRTX 3070以上のものを選べば間違いないです。
その分、値段も張ってしまいますが、簡単に選べる一つの方法です。

 

グラフィックボードの型番は最新の物になるにつれて、番号が高くなっているので1000番台シリーズ、2000番台シリーズ、3000番台シリーズ、この流れが続くと次のシリーズは4000番台になるはずです。