紙ベースで資料なんかを保管していると、必要な時に限ってその資料が見つからないなんてありますよね。
再度、印刷して必要な項目をマーカー、大事な部分に書き込みをしてと同じことの繰り返しはウンザリです。
で、近頃は紙で保存していたものをPDFファイルで保存することにしたところ、場所はとらないし失くすことなんて言うのは皆無になりました。
ただ、紙と違ってPDFファイルはマーカーや書き込み等の編集がしづらいというのが難点です。
そこで、PDFファイルの編集におすすめなパソコンを調べてみましたので参考にされてください。
PDFの編集と言ってもマーカーを引く位であればどんなパソコンでも可能です。
ただ、書き込みをしたい場合はどんなパソコンでも良いのかと言えばそうではないです。
PDFに書き込みするにはタッチパネルディスプレイ対応のノートパソコンを用意するかペンタブレットを別途用意するのかの2択です。
個人的にはタッチパネルディスプレイ対応のノートパソコンをおすすめします。
タッチディスプレイ非対応でもペンタブレットを購入すれば問題なく手書き対応が可能ですが、外出時の使用の際に場所を取ったり持ち運びが面倒になることを考えればタッチディスプレイ非対応のノートパソコンはあまりお勧めはできません。
ただ、固定した場所で使うだけならペンタブレットでもなんの問題もありません。
一昔前はタッチパネルディスプレイ搭載のノートパソコンは高額の物が多かったですが、今は10万円以下の物も多くあるので選ぶのには苦労しないと思います。
タブレットモードとは本体が折りたためる状態にできるパソコンや液晶とキーボードが別になるパソコンのことで2in1パソコンと呼ばれています。
PDFの書き込みで2in1の何が良いのかというとタブレットのようにノートパソコンを折りたたんで書き込みできるので場所を選ばず使えるのが一つと、完全に折りたたまずに「く」の時にすることで液晶だけ自分の方に向けることができるのが便利な点です。
私が使っているHP Spectre x360だとこんな感じで書き込みできます。
絶対に必要という機能ではないですがあったら便利だなというところです。
タッチペンの付属はほかの2つの項目より重要度は低いです。
付属していなくてもネットショップで2000円程で購入できます。
ただ、パソコンに付属しているタッチペンはペンにショートカットボタンがついているので便利です。
PDFに書き込むためには必要最低限のパソコンスペックで問題ありません。
Adobe Acrobat Reader DCでは以下のスペックを必要としています。
必要システム構成 | |
---|---|
OS | ウィンドウズ11、ウィンドウズ10、ウィンドウズ8、ウィンドウズ7、macOS v10.14、macOS v10.15、macOS v11* |
CPU | インテル・AMD 1.5GHz 以上のプロセッサー |
メモリ | 2GB |
ハードディスク | 1GB以上の空き容量 |
モニター解像度 | 1024 x 768 の画面解像度 |
どうしよう、自分のパソコンは必要なスペックを満たしているのか?と気になる人もいるかと思いますが、2021年現在からさかのぼって5年以内に発売しているパソコンであれば、全部クリアできているので問題ありません。
ただ、3〜4万円の格安パソコンなどは極端にスペックが低いので、ファイルを開くのが遅かったりレスポンスが悪い場合も考えられます。
手書きができるノートパソコンを選ぶ際に重視したい項目は次のとおりです。
項目 | 搭載機能等 |
---|---|
タッチパネル | タッチパネルディスプレイ機能はあったほうが良い |
2in1(コンバーチブル) | なくても良いがあったほうが便利 |
cpu | 最新世代か1世代前のryzenまたはcoreiシリーズが搭載されているもの |
ハードディスク容量 | 128GB以上 |
液晶サイズ | 11型以上 |
重量 | 1.5kgまで |
特に必要だと思う機能はタッチパネルディスプレイができることとCPUの能力が一定以上あることハードディスクが128GB以上あることが重要です。
手書きをすることが前提なので液晶にタッチして書き込めないと手間でしかないのでタッチパネル液晶は搭載しているほうが良いです。
CPUを選ばなければ5万円位でも選択肢はありますがウェブブラウザやPDFをスムーズに操作するならインテルのCoreiシリーズかAMDのryzenはあったほうが良いです。
それから、ハードディスクも32GB〜から選べますが、OS等のインストールで容量がいっぱいになるので、最低でも128GB以上を選んだほうが無難です。
この条件にあったノートパソコンを探してみました。
Surface Laptop Go Core i5 Office Home and Business 2019付モデル
Surface Laptop Go Core i5 Office Home and Business 2019付モデルはマイクロソフトから発売されているノートパソコンで12.4インチのモバイルノートです。液晶パネルがタッチ対応なのでPDFの書き込み編集にも向いているパソコンです。それだけではなく、CPUもインテルCore i5プロセッサーを搭載してるので、普段使いに困ることもありません。本体重量が1.11sでモバイルノートの中でも軽いので持ち運びにも便利です自宅用にも外出用にも使いたいという人には最適な1台です。コンバーチブルタイプではないので、PDFに手書き文字を書き込むときにはキーボードが邪魔になりますがマーカーや少しの書き込みであれば気になるところも余りないのではないでしょうか?
発売日:2020年10月2日
色:アイスブルー・サンドストーン・プラチナ
価格:84,480〜円税抜き(2021年10月の値段)
寸法:幅278.18 mm x 奥行205.67 mm x 高さ15.69 mm
重量:約1.11kg
Lenovo Yoga 660 AMD Ryzen 5・8GBメモリー・256GBモデル
Lenovo Yoga 660 AMD Ryzen 5・8GBメモリー・256GBモデルはlenovoから発売されている13・3インチのモバイルノートです。液晶パネルがタッチ対応かつ2in1コンバーチブルなのでPDFの書き込み編集に向いているパソコンです。初めからタッチペンが付属されているので、手書きイラスト編集、デザイン編集、PDF書き込み編集、手書き用ノートなど手書きが必要としていることであれば間違いなくおすすめできるPCです。それだけではなく、CPUもRyzen 5を搭載してるので、PDFの編集以外にもプライベートのPCとしても十分に機能を発揮します。コンバーチブルタイプなので、必要なときは折りたたんでタブレットとして使ったり、三角に折りたたんで「テントスタイル」にして手書きを楽しんだりプライベートから学業、仕事にも使える万能PCです。価格も10万円を切るので選びやすいPCではないでしょうか?
発売日:2021年4月27日
色:アビスブルー
価格:85,558〜円税抜き(2021年10月の値段)
寸法:幅308x奥行206.5x高さ17mm
重量:約1・3kg
New Inspiron 14 2-in-1 Intel 【即納】プレミアム(アクティブペン付)
New Inspiron 14 2-in-1はDEELから発売されているノートパソコンで14.0インチのノートパソコンです。液晶パネルがタッチ対応かつ2in1コンバーチブルなのでPDFの書き込み編集に向いているパソコンです。初めからタッチペンが付属されているので、手書きイラスト編集、デザイン編集、PDF書き込み編集、手書き用ノートなど手書きが必要としていることであれば間違いなくおすすめできるPCです。この辺りは2位に推薦しているLenovo Yoga 660とほとんど変わらない性能です。若干液晶の大きさが違うのとCPUがこちらはインテルのcore iシリーズ、Lenovo Yoga 660がAMDのryzenです。どちらのCPUが優秀かですが、両方のCPUともに、中堅クラスCPUでほとんど誤差はないと言っていいです。性能で決めるよりデザインや液晶の大きさ、重量などで選ぶのが良いかと思います。2位のパソコンにも書きましたが、PDFの編集以外にもプライベートのPCとしても十分に機能を発揮します。コンバーチブルタイプなので、必要なときは折りたたんでタブレットとして使ったり、三角に折りたたんで「テントスタイル」にして手書きを楽しんだりプライベートから学業、仕事にも使える万能PCです。価格も10万円を切るので選びやすいPCではないでしょうか?
発売日:2021年7月16日
色:プラチナシルバー
価格:81,716〜円税込み(2021年10月の値段)
寸法:幅321.50mmx奥行211.35x高さ18.30mm
重量:約1・65kg