格安SIMって種類が多くてどこのsimを契約すればお得なのかわからない!
そう思っている人は多いと思います。
実際に私もsimの契約には相当頭を悩まされました。PCのsim、スマホのsimも選び方は同じで、まず一番初めに確認したいのが「どのくらいデータ通信を使うのか」だと思います。
使い方次第では少ない容量のデータsimで済みますし、大容量のsimが必要必要な人もいます。
あらかじめ自分の使い方を考えて容量を決めれば間違ったsimを選ぶことはないかと思います。
格安SIMは主に通話付き・SMS通信付き・データ通信のみの3タイプに分類されます。
このページでは、SMS通信付き格安SIMについて紹介していきます。SMS通信付き格安SIMは通話はできないけど、ショートメッセージやLINEなどの機能が使えるSIMです。
データ使用項目 | データ使用料 |
---|---|
メール | 300字、1回の送信で約5KB |
ネットサーフィン | 1ページあたり約300KB |
動画視聴 | 1時間で約1GB(720p 高画質) |
電子書籍(マンガ) | 1冊あたり50MB〜100MB |
地図データ | 約10MB(移動距離で異なる) |
メールを1送信するには約5KBを使用します。
例えば1000回送信しても5MBなのでメールのやり取りで通信量を気にする必要はないですね。
ネットサーフィンは平均して1ページ300KB位です。
見るページによっても違いがあり、文字だけのページと画像が多いページではデータ容量も違ってきます。
1日100ページ見たとしても1カ月で約1GBです。
通信消費量が大きくなる一番の原因は動画視聴でユーチューブなどの動画を1時間見ると1GBも消費してしまいます。
画質を480pに落としても2時間で1GBも消費します。
なので、外出先で動画視聴が多い方は通信容量が大きい契約をすることをおすすめします。
電子書籍でマンガを読む方は外出先でダウンロードするのではなく、自宅などWi−Fi環境がある場所でダウンロードすれば通信容量を節約できます。
使い方は人それぞれなので、自分がどのような使い方をするのかでsimの通信容量を決めていきましょう。
simの種類 | 使い方 |
小容量のSIM | 動画はまったく見ないけど、頻繁にメールやインターネットを使うのであれば小容量のsim契約をおすすめします。 |
中容量のSIM | 1日30分〜1時間位、SNSや動画を見る人は中容量のsimの契約をおすすめします。 |
大容量のSIM | 1日3時間以上SNSや動画を見る人は大容量のsim契約をおすすめします。 |
格安SIMを調べまくって得た情報や実際に使ったSIMの中からおすすめ紹介します。
まず、格安SIMは種類が多く、ある程度知識がなければ、自分に合ったsimを選ぶことができません。
合わないsimを選んでしまうと、ギガ不足になってしまったり、ギガ余りになってしまったりと無駄なお金がかかってしまうことになります。
ですから、自分はどのタイプにあてはまるのか、まずは上の表で確認してください。
動画をほとんど見ない人は小容量の契約で十分だと思います。
使ったことがあるSIMはHISモバイルとOCNモバイルONEです。
OCNモバイルは解約してしまいましたが、HISモバイルは今でも使っています。
3GB(1GB〜3GBまで)
SIM会社 | 容量 | 金額 | データ翌月繰り越し | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
iijmio | 2GB(ギガプラン) | 820円(税込み) | 繰越あり | |
ocnモバイルone | 3GB | 990円(ocn光利用時は220円引き)(税込み) | 繰越あり | |
HISモバイル
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3GB(データ通信専用) | 630円(税込み)(内50円がSMS通信料金) |
繰越なし |
|
nuroモバイル(VSプラン) | 3GB | 792円(税込み) | 繰越あり |
圧倒的に低価格なのが月額630円のHISモバイルです。
ただ、HISモバイルのSIMはデータ容量の翌月繰越が付いていなので、データ容量を使いきれなかった月があっても翌月へのデータ繰越が行われません。
データ繰り越しを考えると月額792円のnuroモバイル(VSプラン)の方を選ぶということも考えられます。
回線の安定性が高いといわれているocnモバイルoneは月額が858円で上の2つよりは高いですが、ocnの光回線を使っている人であれば月額220円引きになるので候補に入ってきます。
1日30分〜1時間位 SNSや動画を見る人は小容量のsimではすぐに容量オーバーしてしまうので10GBくらいのSIMをおすすめします。
候補は次の4つ。
小容量のSIMに続いて中容量のSIMでもHISモバイルが7GBですが、930円と圧倒的な安さです。
次点ではnuroモバイル(VLプラン)10GB 1,485円が目立って安いです。
OCNも10GBで1,760円とまずまず安いですね。ocn光利用者は220円引きが適用されます。
ただ、HISモバイルは7GBと中容量の中ではギガか少なく、繰り越し制度も付いていないので、使う人を選んでしまうSIMです。
nuroモバイル(VLプラン)プランは繰り越し制度あって1,485円という値段でも候補に挙がるかなと思います。
ドコモ回線・au回線を使っているので極端に速度が遅いということはないので、安心かと思います。
SIM会社 | 容量 | 金額 | データ翌月繰り越し | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
iijmio | 8GB(ギガプラン) | 1,470円(税込み) | 繰越あり | |
ocnモバイルone | 10GB | 1,760円(ocn光利用時は220円引き)(税込み) | 繰越あり | |
hisモバイル | 7GB(データ定額プラン)(内50円がSMS通信料金) | 930円(税込み) |
繰越なし |
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exciteモバイル(定額料金プラン) | 12GB | 1,540円(税込み) | 繰越あり | |
nuroモバイル(VLプラン) | 10GB | 1,485円(税込み) | 繰越あり |
毎日3時間以上、SNSや動画を見る人は大容量のデータsimをおすすめします。
1時間の動画視聴で1GBも消費してしまうので月20GBは欲しいところです。
候補は次の3つになります。
私が使ったことのあるSIMはmineoです。
SIM会社 | 容量 | 金額 | データ翌月繰り越し | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
iijmio | 20GB(ギガプラン) | 1,980円(税込み) | 繰越あり | |
hisモバイル | 20GB(データ定額プラン) | 2,080円(税込み) |
繰越なし |
|
exciteモバイル(定額料金プラン) | 20GB | 2,035円(税込み) | 繰越あり | |
LIBMO | 20GB(通話付) | 1,991円(税込み) | 繰越あり | |
mineo(シングルタイプ) | 20GB | 1,965円(税込み) | 繰越あり |
月額が一番安いのはmineo(シングルタイプ)20GBの1,965円ですが、LIBMOのSIMは通話付で1,991円です。
通話付で2,000円を切る格安SIMは私のする限りLIBMOしかありません。
他にはiijmioの光回線を引いている人は月額料金が660円安くなるのでiijmioがおすすめです。
mineoは5G回線に接続できるオプションを用意しているので、通信の混雑で速度の低下がイライラなんてことが嫌な人は5G回線を追加できるmineoはおすすめです。
データ容量なんて気にしないで、ガンガン使いたい!という人には楽天モバイルがおすすめです。
私も楽天モバイルを使っていますが、データ容量なんて気にしたことは1回もありません。
毎月200GB以上使っているのですが、3,280円て安過ぎますよね。
こちらが証拠です。
2023年1月28日次点のデータ使用量です。
楽天モバイルは繋がらないとか回線が不安定とか色々言われていますが、2年ほど使った感想は控えめに言っても最高です。
繋がる場所限定の話になってしまいますが、毎月ギガを追加していて、スマホ代がかさんでしまうという人に1回使ってもらいたいSIMです。
各容量の格安SIMを見てきましたが、気になったSIMはありましたか?
単純に月の通信料を抑えたい人であれば、HISモバイルがおすすめです。
ただ、HISモバイルは中容量までは破格の月額ですが、20GBの契約になれば割高になってしまうことに注意が必要です。
大容量のSIMであれば、データ繰り越しが付いている方が良いのでHISモバイルは除外して、LIBMOかmineoを選ぶと良いです。
LIBMOは音声通話つきなので通話が必要な人はこちらを選ぶのも良いですし、オプションが豊富なmineoを選ぶのも良いかもしれません。