自作PCには良い点も悪い点ありますが自作PC歴15年以上の僕が自作PCの色々をご紹介します。

自作PCのメリットデメリットってどんなとこ

自作PC歴15年以上の僕が思う、自作PCのメリット・デメリットを色々紹介します。

 

自作PCを知らない人はいないでしょうがパソコンを動かすために必要なパーツを集めて、それを自分で組み立てるのが自作PCです。

 

家電量販店で購入できるパソコンとの一番の違いは価格が安いことで同じ性能のパソコンで比べると5万円以上値段が違います。
その浮いた5万円があれば、モニターやキーボード、マウス、ヘッドフォンなどの周辺機器を揃えちゃえます。

 

ほかにも自作PCのメリット・デメリットを紹介します。

 

自作PCってどんなパーツが必要なの?

 

自作PCと聞いてものすごく複雑な配線だったり専門的な知識だったりが必要と思っている人も多いと思います。
でも、そんなことはなくていくつかのパーツを基盤になるマザーボードというパーツにくっつけて5種類位の配線を説明書を見ながら設置するだけで簡単に作ることができます。

 

そもそも、自作PCは何十種類のパーツを揃えなくちゃいけないの?と疑問に思っている人、PCを作るのに10種類もパーツはいらなくこれだけあれば自作PCは作れます。

 

  1. CPU
  2. メモリ
  3. マザーボード
  4. グラフィックボード(ゲームなどをする場合)
  5. SSD
  6. 電源
  7. PCケース
  8. OS(Windows)

 

たった、8つのパーツでPCはできちゃいます。

 

意外に簡単と思いましたよね。実際簡単なんですよ。

 

自作PCのメリット

 

自作PCが簡単にできることは分かりましたが、わざわざパーツを集めて自分で作る意味なんてあるの?と思いますよね。でも自分で作ったほうが色んなメリットがあるんです。

 

自作PCのメリットはこれらです。

 

  1. 安くパソコンが用意できる
  2. 既存の物よりも良いパーツが使える
  3. アップグレードなどの部品交換が簡単
  4. 好きなPCケースを選べる
  5. こだわりを追求できる
  6. PC知識がつく
  7. 最初から無駄なソフトがインストールされていない
  8. 愛着が沸く

 

まず、何と言っても量販店のパソコンよりも圧倒的に安くパソコンが用意できます。
しかも、量販店で売っているメーカーパソコンは一部、最新のパーツが使われていないことがあるので性能が低くいことがあります。

 

自分で組み立てるので、ちょっと使ってみて、もうちょっと性能を上げたいなと思えばパーツ交換だって簡単にできます。
メーカーパソコンは性能が物足りないなと思っても、ケースを開けて自分で調整を考えても、それでもし故障すると補償対象外になってしまったり、そもそもパーツの追加ができないものだったりします。

 

それから、パソコンのビジュアルにこだわりがあって、白いPCケースがいいとかカラフルなPCケースがいいとかその辺りも柔軟に選ぶことができます。
パソコンにピカピカ光るLEDファンとかもつけたいとか自作PCであれば大抵なことは実現可能です。

 

もちろん組み立てるには最低限の知識は必要なのでPCの知識は増えます。
あと、意外に重要なのが無駄なソフトが入っていないところです。メーカーパソコンを購入すると必ずと言っていいほどセキュリティソフトや使い道が分からないメーカーのソフトが入っていたりとそんな邪魔な物いれるなよってやつが入っています。

 

自作PCは必要なものだけ選んでダウンロードできるので、無駄な容量を使わないのが良いですね。


自作PCのデメリット

メリットだけ聞けば、良いところしかなさそうですが実はデメリットも多いです。

 

自作PCのデメリットはこれらです。

  1. パーツを揃えるのが面倒
  2. PCの構成を考えるのに時間がかかる
  3. パーツの相性が悪いと起動しないときもある
  4. パソコン自体に保証がない
  5. パーツの扱いに神経を使う
  6. 組み立てに時間がかかる
  7. サポートがない

 

自作PC初心者の人が一番不安に思うところが起動しなかったらどうしようという点です。
ただ、僕は今まで自作PCを7台作ってきましたが一度も起動しなかったことがないので「起動しなかったら」というのは取り越し苦労な気がします。

 

それと、自作PCで一番時間を取られるのはPCの構成を考えることと、パーツを揃えるのに手間がかかるのでそういうのが苦手という人はおすすめできません。ただ、自作好きな僕はパーツの構成やパーツを集めるのが自作PCの中で一番楽しい所だと思っています。

 

そもそも保証やサポートを求める人は自作PCなんて作ろうとは思わないと思いますが、1年以内に故障してしまったとかメーカーであれば保証が効くところ自作PCではPC自体に保証なんてありません。パーツには保証はありますが、そもそも何のパーツが故障していてパソコンが起動しないかを判別するが面倒です。メーカーのPCであれば、パソコンの操作が分からないとかパソコンの調子が悪いといったときにはサポートに連絡できるのでその点では安心できます。

 

組み立てで一番気を付けるのがパーツの扱いです。
CPUやマザーボードにはピンが無数に付いていて、設置するときに誤ってそのピンが曲がってしまったり折れてしまったりすることがあります。
そうなると、そのもの自体が使えなくなってしまうのでパーツの取り扱いには一番神経を使います。

 

CPUは安くても1万円以上するので、ピン折れがあると絶望してしまいます。

 

一番最初に作るPCだと、組み立てに2時間以上とられるので時間がもったいないと思う人は自作PCはおすすめできません。

 

自作PCメリット・デメリットまとめ

 

自作PCのメリット・デメリット色々見ましたがいかがでしたか?
それでも作ってみたいと思った人はぜひ作ってみてください。
一度、作って成功すると凄い達成感を得られて、毎日使うときに「自分が作ったパソコンが動いている」なんて思って愛着が沸きます。

 

少しでも価格を抑えたいとか少しでも良いパーツを安く使いたいとか価性面や性能面で安くて良い物を使いたければ自作PCはおすすめです。

 

ただ、総じて色んな場面で時間を取られることが多いので、時間を取られるくらいなら多少高くてもメーカーPCやBTOで良い物を買ったほうが良いと思う人には自作PCは向かないと思います。